構造物名 | ミュンへン大橋 |
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構造形式 | 2径聞連続PC斜張橋 |
構造諸元 | 橋長 171.7m 支間 106.9+63.2m |
発注者 | 札幌市 |
設計者 | 北海道開発コンサルタント(株) |
施工者 | 岩田・大成・住友・戸田・熊谷・日本高圧共同企業体 |
所在地 | 札幌市 43°01′01″N,141°21′11″E |
路線 | 都市計画道路 3・4・15 福住・桑園通 |
完成年 | 1991年(平成3年) |
概要 | 「ミュンへン大橋」の橋名は、札幌市の姉妹都市であるドイツ・ミュンヘン市との友好,国際化へのかけ橋となるよう願いをこめて命名された。 本橋の特色は、非対称な2径聞達続構造である上に、斜張橋としてはあまり例のない主塔橋脚部で76°の斜角を有した構造となっていること、および主塔が独立2本柱で橋脚に剛結されており、主塔側の斜材定着は、斜材の縦の配列を両径間側とも1列になるように、短径間側からの斜材を主塔内で2本に分岐して定着する方法が採用されていること等が上げられる。 主桁の施工はワーゲンにより左右両径間ともに張出架設され、主桁ブロックは斜材定着点を同一ブロック内に納めることより斜角を保持したままの形状で架設された。左右非対称スパンの張出し架設及び斜角の影響により主塔に曲げモーメントが累積していくため、途中数回の張力調整を行い主塔の断面力とたわみの調整を行った。 主桁のたわみ管理はレーザー発光装置と受光センサーを利用した自動変形計測システムによりたわみ測定を行い、主桁コンクリートの打設や斜材緊張に伴う主桁変形の経過や結果をリアルタイムに直読できる集中管理システムにより行った。 |