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お知らせ

Walraven教授・Corres教授・上田教授による講演会 開催案内

Walraven教授・Corres教授・上田教授による講演会

-コンクリート工学におけるこれまでの技術開発と未来-

コンクリート工学の分野で、世界を代表する研究者である3人の先生方をお招きして、これまでの研究開発や現在の最新技術、今後の見通し等について講演を頂きます。
デルフト工科大学の名誉教授であるWalraven氏は、ひび割れ制御、収縮・クリープ等の基礎研究をはじめ、高強度コンクリート、自己充填コンクリート、繊維補強コンクリート等の新しい材料の開発と適用に関して多大な実績を持っています。2000~2002年にはfib会長を務め、その後もEurocodeの編さんにかかわるなど、大きく貢献しています。
マドリード工科大学の教授であるCorres氏は、橋梁をはじめとする数々の主要な構造物の設計、構築にかかわっており、それらは国際的に大きな評価を得ています。Eurocode委員会の主要メンバーやfibの前会長を務めており、社会活動としても大きな実績があります。
北大の上田教授は、FRP等の新材料による補修補強技術や凍害によるコンクリートの劣化メカニズムと数値解析手法等、多くの研究実績を持っています。また、アジアモデルコード委員会、ISO委員会やfibモデルコード委員会で主要な立場を長年務めており、特に設計体系や人材教育の点で、国際的に大きな評価を得ています。
世界をリードする研究内容に触れて頂き、ご参加される技術者、研究者の技術開発、研究意欲の向上を図ることが本会の目的です。

主催:北海道大学
共催:北海道土木技術会コンクリート研究委員会
後援:Asian Concrete Federation、プレストレスト・コンクリート建設業協会北海道支部
日時:2019年9月12日(木)
場所:北海道大学大学院工学研究院フロンティア棟2階レクチャーホール(鈴木章ホール)
使用する言語:英語(ただし,上田教授の講演の配布資料は日本語による説明付きの予定)
参加費:無料

※上田教授は、2019年9月に北海道大学を退職予定です。今回が同大学での最後の講演となる予定です。

参加申し込み方法・問い合わせ先:lecture20190912@gmail.com
上記のメールアドレスにご氏名とご所属をご連絡いただくことで、お申し込みください(複数人の同時申し込みも可)。事前申し込みの締め切りは9月4日ですが、申し込み多数の場合は、先着200名とさせていただきます。

プログラム(予定):
14:00~15:00    The remarkable development of fibre concrete as a structural material    デルフト工科大学   名誉教授   Joost Walraven
15:00~16:00    Guidelines for the conceptual design of interventions in existing structures    マドリード工科大学    教授   Hugo Corres
16:00~16:15    休憩
16:15~17:15    Appropriate properties of construction materials seen from diverse intervention methods
(補修補強工法の多様性から見えてくる建設材料に適切な特性)    北海道大学    教授  上田多門
17:15~17:30    写真撮影

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