技術講習会を企画いたしましたのでご案内申し上げます。
我が国では,高度経済成長期に建設された構造物が一斉に老朽化の時期を迎え,その割合が急激に増加しております。一方で,持続的社会の構築を実現するため,所要の性能を長期間確保できる耐久性の高い構造物の整備が強く求められております。このような状況に対応し,コンクリート構造物の技術をさらに発展させることを目的に,「コンクリート構造物の長期耐久性」のテーマで技術講習会を開催します。今回の講演会は,建設コンサルタント・施工者などに携わる方々に役立つように企画いたしました。この機会にぜひ受講され,実務に役立てて頂ければ幸いです。なお,開催の詳細は下記のとおりです。参加希望の方は別紙に必要事項記入の上,お申し込み下さい。
尚,講演会は土木学会継続教育(CPD)プログラムとして認定される予定です。
記
主 催 :北海道土木技術会 コンクリート研究委員会
後 援 :(公社)土木学会 北海道支部 ・ (公社)日本コンクリート工学会 北海道支部
日 時 :平成27年12月3日(木) 14:00~17:00
場 所 :ホテルポールスター札幌 2F セレナード
次 第
開会挨拶 14:00~14:10 コンクリート研究委員会 委員長 上田 多門(北海道大学大学院 工学研究院 教授)
基調講演 14:10~15:00
演題 『持続可能な社会の構築に貢献するコンクリート技術~構造物の長期耐久性と環境負荷低減』
講師 北海道大学大学院 工学研究院長(工学部長) 名和 豊春 教授
休憩 15:00~15:15
個別講演① 15:15~16:00
演題 『コンクリートの長期耐久性を考慮した塩害対策』
講師 デンカ株式会社 主席研究員 宮口 克一 様
個別講演② 16:00~16:45
演題その1『長寿命化を踏まえたPCラーメン箱桁橋の施工 オビラシケ川橋』
講師 オリエンタル白石株式会社 北海道営業所長 高澤 昌憲 様
演題その2『新しい補修・補強技術と耐久性向上に配慮した施工事例の紹介』
講師 オリエンタル白石株式会社 本社施工・技術本部技術部 補修補強チーム チーム担当 大谷 悟司 様
閉会挨拶 16:50~17:00 コンクリート研究委員会 技術情報小委員会
小委員長 泉 智夫(北海道建設部 まちづくり局都市環境課街路グループ 主幹)
閉会 17:00
参加人数 : 150名(予定人数に達すれば締め切らせていただきます)
参加費 : 無料